ラピタ世代か…
出張先で、6時には仕事が終わってしまった。
食事してからホテルに帰っても、時間がありそうだ。
持ってきたコンピューター誌は行きの新幹線で読んでしまったし、文庫本だけでは退屈するかも。
本屋に寄って、なにか雑誌を買っていくことにした。
(読みかけの雑誌が家に4誌もあるので、持ってくればよかったのだが…)
雑誌売り場をざっと見渡した後、「乗り物にこだわる旅」という特集に惹かれて、「ラピタ3月号」を選んだ。
小学館の780円の月刊誌。
初めて買う雑誌だったのだが、ホテルに帰って目次のところをよく読むと、「この雑誌は、40歳以下の読者を想定しておりません」と書かれていた。
記事の中には、何度か「ラピタ世代」という言葉が登場する。
たしかに、その読者条件に合致する年齢にはなったんだけど、「そういう雑誌を選ぶようになってしまったかぁ」という精神年齢的な面で、ちょっと苦笑いしてしまう出来事だった。
ちなみに、特集に取り上げられているテーマは、「宗谷本線で最北の駅へ」とか、「プリウスで炭鉱跡へ」とか、「折りたたみ自転車でフグの島へ」など、おもしろそうなものが選ばれていたと思う。
ただ、14ものテーマを取り上げたためか、1テーマが4~6ページしかなく、個々の内容としてはあっさりとしていて、満足のいくものではなかった。
特集以外の記事を読んでも、あまり私の嗜好やライフスタイルには合わなそうだった。
少なくとも当分、この雑誌を買うことはないと思う。
もし次に買うことがあったとしたら、いくつになったときかなぁ、なんて想像してみたりすると、自分でも興味深い。
Googleで調べたら、読者の平均年齢は48歳だそうだ。
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