アッテンボローのSatoyama 映像詩里山
NHK-BS2で日曜夜に放送された「アッテンボローのSatoyama 映像詩里山」を見ました。
琵琶湖近くの田園地方の自然を紹介した、よくできた番組だと思いましたが、なんで日本の自然を、英語のナレーション+字幕スーパーで見なければならないのか? デービッド・アッテンボローさんが世界の自然を紹介した番組は、日本でいくつも放送されていますが、いずれも日本語吹き替えだったはずなのに。
それに、最後のクレジットを見たら、アッテンボローさんはナレーションだけ。ディレクターもプロデューサーも撮影も、スタッフのほとんどは日本人の名前でした。
「アッテンボローの」というタイトルに、ダマされたと思いました。
あとでGoogleで検索してインターネットで調べたら、5年前に作られた日本製番組の、「英語版」だったらしいことがわかりました。
もともとは、日本語ナレーションの番組だったのを、海外に日本の自然を紹介するにあたり、英語版ナレーターに、自然番組プロデューサーとして名の通ったアッテンボローさんを起用したということ。
テレビの放送からは、そういうことが全然わからなかくて、映像が素晴らしかっただけに不満が残った、というのが、なんともなぁ…
なかなか評判がよかったらしい日本語版の存在を知らなかった、私がいけないだけ?
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コメント
私は地上波で放映されたオリジナル版しか見てませんけど…。
元はハイビジョン用だったように記憶しています。NHKスペシャルで本放送の他再放送でも2度くらい見てます。狙ってた訳じゃないのですが、何故か巡りあわせまして。
山根基世アナウンサーじゃなかったかな、オリジナル版のナレーションは。声で言えばK保J子(現フリー)以外のNHKアナウンサーは安心して聞けて良いです。アッテンボロー氏の肉声は聞いたことがありませんが、敢えてそっちを聞きたいとは思えません。どうしてもってのなら弘子様(バカ)。
投稿: Mn | 2004/08/28 01:09
正直に言うと里山には特に興味がなかったので、タイトルが「山根基世のSatoyama 映像詩里山」だったら、たぶん見なかっただろうな、とも思えます。
そういう意味では、アッテンボローさんに英語版ナレーションを依頼したのは、見る人を広めるためには、正しい作戦だったのでしょう。
私の中では、「アッテンボローの…」というのは、良質の自然番組としての「ブランド」になっています。
ついでに言えば、「久保純子の…」では見なかったと思いますが、「笠原弘子の…」なら見ていたでしょう。
投稿: ないとう | 2004/08/28 23:05