ご当地ナンバー:日本
今月10日から、いわゆる「ご当地ナンバー」がはじまりました。
ご当地ナンバーを推進する理由というのが、主に知名度アップや地域振興など「走る広告」としての役割のようです。自分の住む地名を車に表示したいのなら、単にステッカーを張ればいいと思うのですが、なんでナンバープレートの地名を細分化しようとするのでしょうか?
私の車は多摩ナンバーですが、遠出をしたときに、車のナンバープレートを見て「東京から来たのか」と言われたことが何度もあります。県外ナンバーは割高な値段を請求するガソリンスタンドがあるとも聞きます。
マイカー以外の旅行で、旅行者は自分の住んでいる地域を表示しなければならない、という規則ができたとしたら、絶対に反発がおきるでしょう。マイカーのドライブ旅行だけは、自分の住んでいるところを表示しなければならない意味がわかりません。
昔はナンバープレートを管理する事務所毎に、紙の台帳で番号を管理していたのでしょうが、今ではコンピューターで管理しているはずです。コンピューターネットワークが発達した現在、全国で一律の、番号からは地域に依存しない仕組みにすることは、技術的には十分に可能なはずです。
個人情報とかプライバシーに慎重な時代になっているのに、ナンバープレートだけは時代に逆行する方向になっているのが気になります。
ナンバープレートにある程度の自由度が許されるのなら、私は「日本」ナンバーを付けたいと思っています。
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