首都高の渋滞をさけると安くならないかな
首都高速の距離別料金案を見ました。
私が首都高を利用するパターンとしては、家の近くの高井戸を基点として、三郷から常磐道へ、一之江から京葉道路へ、市川本線から東関東道へ、川崎浮島からアクアラインへという東京横断型が多いので、いずれの場合も高くなってしまいますね。
料金の仕組みとしては正しいと思うので、反対しませんが。
初乗りが400円(東京線)というのは高いと思います。第三京浜は50円から、京葉道路は100円からあるのに。
イメージ的には、一般道の渋滞している部分だけをさけるために、近距離を100円や200円で利用できると、使い道が増えると思うのですが。
まあ、下限を下げると、上限も上げなければならなくなるので、距離別の第1段階としては、このくらいに緩和ということでしょうか。
ETC利用が前提というのに、金額を50円単位に丸めるというのは、意味がわかりませんでした。現在だって、各種割引で10円単位なのに。
距離別の効果をみてみようと、VICSカーナビの有料優先モードに従って走ったことのあるルートで、新料金を試算してみました。
京葉道路から7号小松川線へ入り、箱崎付近の渋滞をさけるため、いったん錦糸町で降りて、C1の代官町で再び入って、4号新宿線で高井戸まで。
首都高に乗ったままだと、29.8kmで1100円。
途中で降りると、5.8kmで550円+14.2kmで700円=20kmで1250円。
結局、渋滞へ突入するよりも、渋滞をさけた方が、依然として高いのかぁ…
利用距離が約2/3なのに高くなるというのは、やはり距離に応じた料金部分が小さすぎるからだと思います。
現行の700円対1400円よりはマシになりますけど、これは残念な結果でした。
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