天気予報に求めるもの
先日、週末の土日のどちらにドライブへ出かけるかで、結果的に天気がハズレでした。どちらも雨は降らなかったので、気象庁の統計的にはアタリになるのでしょうが、曇りと快晴では、ドライブ的には完全にハズレです。
ドライブで、いつ、どこへ出かけるかは、天気と渋滞の情報が大きな鍵となります。そこで、ドライブ情報のひとつとして、天気予報に求めるものを書いていきます。
1)今度の土日のどちらか1日にドライブするとしたら、どちらの方が天気がいいのか?
雨が降るかどうかだけではなくて、青空が広がるかどうかも、ちゃんと予報して当ててほしいですね。
青い空が広がる天気と、灰色の雲におおわれた天気とでは、写真を撮るにも、ドライブ気分にも、ぜんぜん違いますから。
「晴れ」の予報の定義が、雲量が8以下というのが、間違っていると思います。雲量が8と0では、まったく違う天気でしょ。もっと分けて予報してよ。
2)今度の週末とその次の週末のどちらかにドライブするとしたら、どちらの方が天気がいいのか?
すこし先の天気として、週間天気予報というのがありますが、なんでみんなそろって7日後までなんでしょう?
ちょうど一週間でキリがいいから、という単純な理由しか思いつかないのですが。
天気予報が実際にどういうシーンで使われるのかを想定して、それに役立つように出してほしいものです。金曜日に、次の次の週末の9日後までわかれば、どちらの週末に出かけるべきかの役に立つでしょう。
3)富士山が見える指数
最近の天気予報では、洗濯指数とか紫外線指数とか鍋物指数とか、いろいろな指数が発表されています。だったら、展望地から富士山が見える確率があってもいいのでは?
富士見台とか富士見百景という場所はたくさんありますが、実際に富士山が見えることは少なかったりします。その場所は晴れていても、富士山だけは曇に囲まれていたり、気温とかの影響もあるようです。そのへんの複雑な要素を総合的に考慮して、そこへ行けば富士山が見えるのかがわかれば、さすが専門家の予報だと思えます。洗濯とか鍋物とかで、お茶を濁すなよ。
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コメント
お久しぶりです。
>「晴れ」の予報の定義が、雲量が8以下というのが、間違っていると思います。雲量が8と0では、まったく違う天気でしょ。
というのには全く同感です。確か雲量7までが晴れで8以上が曇りだったと思いますが(0.5以下だと快晴)。
>すこし先の天気として、週間天気予報というのがありますが、なんでみんなそろって7日後までなんでしょう?
>ちょうど一週間でキリがいいから、という単純な理由しか思いつかないのですが。
恐らくは「現代の予報精度の限界が7日程度だから」ってところだと思います。週間予報だと3日後くらいが一番当たってない感じもしますけど。観測網の充実・予測計算用コンピュータの能力向上で進歩は見込めますが、気象衛星の確保(現在使っているひまわり6・7号の後継機の予算が一時期付かなくなっててその筋ではかなり揉めていました)すらおぼつかないこの国って…。
富士山が見える指数もデータの積み重ねがないと難しいですね。見る地点から富士山までの視程をデータ化するって考えると関係しそうな雲量・透明度あたりをぶち込めばいいのか?洗濯指数だと気温と湿度と風速あたりで算出してたと思いますが、割とマクロな数値で出せるので富士山指数よりは楽でしょうね(不快指数の親戚でしょう)。
なかなか興味深いエントリでした。
投稿: Mn | 2009/02/17 23:31